7人もの男性と結婚した女性の生涯とは??The Seven Husbands of Evelyn Hugo/Taylor Jenkins Reid(洋書14)
タイトルの通り、7人の男性と結婚したハリウッド女優Evelyn Hugoの生涯についての歴史フィクション小説です。
読み始めたのは2022年1月。読み終わりは2022年1月2日。丸一年かかってしまいました。。。
2022年は転職したこともあり、なかなか読み進められませんでした(言い訳)。反省です。
2023年は、しっかりと洋書を読む年にしたいと思います!
分類
ページ数
400
レベル
Lexile:なし
YL:なし
読書期間
2022/1-2023/1
あらすじ
7人との結婚歴を持つHollywoodの大女優だったEvelyn Hugoから、記者をしているMoniqueの元に突然、指名での取材依頼があった。
Moniqueは接点のないEvelynからの指名での依頼に戸惑いつつも訪れると、今までの自分のことを語りたい唯一の人だと言われ…。
1200万ドルとも言われるEvelyn Hugoの自伝。
なぜ、会ったこともないMoniqueに依頼が来たのか??なぜ、7人もの男性と結婚をしたのか。Evelyn Hugoの語る内容とは??
〈Evelyn Hugoの結婚歴〉
Ernie Diaz(electrician)
※Hollywood前なのでカウントされていない?
Don Adler(Hollywood royalty)
Mick Riva(singer)
Rex North(acter)
Harry Cameron(producer、娘Connorの父)
Max Girard(director)
Jack Easton(Congressman)
Robert Jamison(financier)
感想
一年もかかって読みましたが、面白かったです。
この小説では2つの謎が解き明かされていきます。
①Evelynが愛したのは誰なのか
②なぜ、Moniqueは指名されたのか
①は比較的早い段階で答えがわかり、7人と結婚した理由も理解して読み進めて行けます。
しかし、②は最後の最後まで分からず、読み進めながら、接点はどこだろうと、推測するも思い浮かばず、EvelynがMoniqueに答えを話したとき「なるほど、そこか。」と。
過去を話しているEvelynは生き生きとしてる様が感じられ、現実のEvelynは、大切な人たちと死別した孤独な女性として描かれており、結末も納得できるものでしたが、少し寂しくも思いました。
登場人物
Elizabeth Monique Grant→主人公
David→Moniqueの夫
Frankie→Moniqueの上司
Grace→Evelynの家の家政婦
Celia St. James→ハリウッド女優
気になった単語
can’t help but〜→〜せずにはいられない
puff piece→提灯記事
come clean→白状する
have an affair with〜→~と浮気する
with all due respect→失礼ながら、恐れながら
no-brainer→頭を悩ます必要のない
get under one's skin→苛立たせる
screw over→騙す
Don’t hold your breath→期待しないで
bank on〜→~を頼りにする
wear the pants→家(家庭内)での主導権を握る
pet name→愛称
It’s on the house→(お店の)おごりです
Break a leg→幸運を祈る